文を書くこと

忙しさに紛れて、好きだったことを見失っていく。

 

描きかけの絵も作りかけの作品もほかの荷物の下敷きになって、ほこりが積もるみたいに大事なことを忘れていく。それがとても寂しいと、ふと思った。

自分を自分たらしめるのは、自分が愛し熱中したものだと信じていた。今も信じている。それなら、それをなくしかけている今の私は誰?

 

決して今が幸せで無いわけでは無いけれど、手放したくないものはある。

 

そういえば、文を書くことも好きなのだった。

だから書いてみることにした。

 

特に意味は無くても、誰に見せるためで無くても、今の自分を変えるきっかけになるかも知れない。